令和4年度表彰事業
第6回NITS大賞
「子供一人一人が輝ける場となるように ~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」
1. 実施主体等
- 主催:独立行政法人教職員支援機構
- 後援:文部科学省、全国都道府県教育委員会連合会、全国市町村教育委員会連合会、指定都市教育委員会協議会、公益社団法人日本PTA全国協議会、一般社団法人全国高等学校PTA連合会、全国連合小学校長会、全日本中学校長会、全国高等学校長協会、全国特別支援学校長会、日本私立小学校連合会、日本私立中学高等学校連合会
2. 事業の目的
「NITS大賞」は、独立行政法人教職員支援機構(NITS・ニッツ)が、学校をとりまく課題の解決に向けてチーム学校で実践した取組を広く募集し、表彰・公開することにより、教育の現場に優れた取組を普及していく事業です。
今年度は、昨年度に引き続き、主題を「子供一人一人が輝ける場となるように~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」とし、子供たちを主語にするために、教職員が主語となり、教職員、児童生徒、保護者、地域の方々などの多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りを持って学校改善に取り組んだ教育実践を募集します。
学校を挙げて課題に向き合い、改善していく様子を通して、教職員の思いや直向きさを広く伝えることで、全国の学校現場における更なる相乗効果を図ります。
3. エントリー要件
新学習指導要領の着実な実施、学校における業務改善への取組、ポストコロナ時代の新たな学びの実現、特色ある学校づくりなど、一人一人の子供を主語にする学校教育の実現に向けて、多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りを持って学校改善に取り組んだ実践活動
- 令和4年度または同年度を含む期間に取り組んだ実践活動を対象とします。
- 取組の事実や結果だけでなく、その過程の中で、困難をどう乗り越えたのか、どうやって周りと協働していったのか、といった点について、特に焦点を当てて記載していただきます。
4. エントリー資格
「3. エントリー要件」に示す実践活動に主体的に参画した個人または団体(教職員、児童生徒、保護者、地域の方(学校運営協議会を含む)、及びその関係団体)
- 個人がエントリーする場合、または学校以外がエントリーする場合は、必ず当該学校長の許可を得てください。
5. 審査
(1) 審査基準と審査方法
①審査の観点
審査はいずれも、下記の3つの観点から行います。
- 学校や児童生徒の現状を把握し、現状を踏まえた課題の解決に向けて目標を設定した取組を行い、その取組が学校の改善に繋がり、教職員や児童生徒にポジティブな影響をもたらしている
- 広く波及効果が期待でき、同様の課題を抱えた学校が、取組の方法や内容、工夫点などを参考にできる
- 取組の過程の中で、周りと協働して困難に対処し、試行錯誤を繰り返しながら改善に向かっている
②審査方法
数名の審査委員により審査を行います。
〈一次審査〉
エントリーシートにて審査を行います。審査の観点に基づき、書類審査で十数点を選出します。
〈二次審査〉
オンラインによるプレゼンテーション審査(10分)を行います。審査の観点に基づき、議論形式で大賞、準大賞、優秀賞等を選出します。プレゼンテーションの詳細については、「8.エントリー方法と留意点」(2)②を参照してください。
(2) 審査委員(五十音順、敬称略)
今村 久美 | 認定NPO法人カタリバ 代表理事 |
---|---|
北神 正行 | 国士舘大学 教授 |
貞広 斎子 | 千葉大学 教授 |
二宮 徹 | NHK青森放送局 副局長(前解説委員) |
平田 オリザ | 芸術文化観光専門職大学 学長 |
山極 壽一 | 総合地球環境学研究所 所長 |
- 上記審査委員が審査を行うのは、二次審査からとなります。
- 一次審査は、外部有識者の協力を得て、教職員支援機構で実施します。
(3) 審査結果の通知方法
後日公開するとともに、受賞者には別途お知らせします。
6. 賞
大賞(表彰状、賞金30万円を授与)、準大賞(表彰状、賞金10万円を授与)、優秀賞(表彰状、賞金5万円を授与)等を選出します。
各賞は、一次審査(書類審査)で選出された十数点の中から、二次審査(プレゼンテーション審査)にて決定します。
- 新たな賞を設ける場合など、上記に示したものとは異なる賞に決定する場合があります。
- 一次審査を通過した段階で「入選」となります(表彰状を授与)。
7. 事業の流れ
- エントリーシート提出期間〈令和4年9月1日(木曜日)~令和4年11月10日(木曜日)【必着】〉
- 一次審査(書類審査)〈令和4年11月中旬~12月中旬〉
- 一次審査通過者への連絡、及び発表準備〈令和4年12月下旬~令和5年1月下旬〉
- 二次審査(オンラインによるプレゼンテーション審査)〈令和5年2月上旬〉
- 二次審査結果発表(令和5年2月下旬)
- 事例集を機構ウェブサイトに掲載〈令和5年3月〉
8. エントリー方法と留意点
(1) エントリーのための必要提出書類と提出方法
エントリーのための必要提出書類と提出方法は以下のとおりです。
①必要提出書類について
番号 | 書類名 | 様式 | 提出部数 |
---|---|---|---|
ⅰ) | 様式1をExcel形式にて提出 | 電子媒体1部 | |
ⅱ) |
様式2をWord形式、及びPDF形式にて提出
|
電子媒体各1部 |
②必要書類提出期間
令和4年9月1日(木曜日)~令和4年11月10日(木曜日)
③提出方法と提出先
提出期間内に、下記送信先メールアドレス宛に送信してください。
送信先メールアドレス:award@ml.nits.go.jp
- 送信する際は、件名を『第6回NITS大賞エントリー(学校名)』とし、上記により作成した文書ファイル(Excel形式、Word形式、PDF形式)を添付してください。
- 受信後、1週間以内に受信確認メールを送ります。受信メールが届かない場合は、必ず連絡してください。
- エントリーシートの返却はいたしません。
- エントリーシートの著作権は、当機構に帰属します。
(2) エントリーにあたっての留意事項
- ①本事業は、好例の普及を目的としており、受賞作品は機構ウェブサイトに事例集として掲載しますので、エントリーシートの公開を承諾の上で応募してください。
- ②一次審査を通過した場合、下記のとおり2月上旬にオンラインによるプレゼンテーション審査を行います。同時期にプレゼンテーション(準備含む)が可能であることを前提に、エントリーしてください。
時期 | 令和5年2月上旬(一次審査通過者には、1月上旬までに事務局より連絡します。その際に、プレゼンテーション発表日の日程調整も行います) |
---|---|
方法 | ウェブ会議ツールによるオンライン発表 |
内容 | 10分間のプレゼンテーション(発表の中で動画等を用いることも可) |
なお、プレゼンテーションの様子は、録画して後日機構ウェブサイトにて公開する予定ですので、プレゼンテーションの映像公開が可能であることを承諾の上で応募してください。
- ③提出されたエントリーシートについて、形式的に不備がある場合、受理しない場合があります。なお、提出されたエントリーシートは返却しません。
- ④一次審査を通過しなかった方には、その旨の連絡はしませんので、あらかじめご了承ください。