生徒指導研修 初日

小・中・高等学校の教諭や教育委員会等の指導主事ら120名が参加する生徒指導指導者養成研修が始まりました。 この研修では、喫緊の課題を解決するための理論習得、及び実践的力量の向上、並びに、生徒指導におけるマネジメント力の向上を図り、生徒指導を核とした学校運営を推進できる指導者を養成します。 本日は、文部科学省初等中等教育局児童生徒課の松林高樹 生徒指導室長による講義「生徒指導上の重要課題と対策」と関西外国語大学の新井肇教授による講義「重要課題を踏まえた生徒指導の進め方」を行いました。 受講者の皆さんに感想を伺いました。 「松林室長と新井教授の話を聞くことで、国の見解や理念を理解すると同時に、それを現場に結びつける難しさを改めて感じました。国の示す対策や方針を現場に落とし込んでいくには何をすべきなのか、研修を受ける中で明確化していきたいと思います。これから二週間、ユニットでの話し合いや事例研究などを通して、より生徒のためになる指導の方法を考えていきたいです。」 「私は教育委員会に所属し、生徒指導に関する相談を地域の学校から受けています。その経験から児童生徒の状況を理解し、初動対応を見極めることが大切だと思っています。 新井先生の講義では、生徒指導に必要なのは「わかる力」=「児童生徒と社会状況の理解(アセスメント力)」だと繰り返し言われていて、本当にその通りだと思いました。ほかにも、「いかす力(柔軟な対応とカウンセリング力)」「つなぐ力(関係機関や同僚との連携)」「めざす力(指導目標の具体化と取り組みの組織化)」といった力も示されていました。この4つはどれも大切であり、ひとつでも欠けてはいけないと思うので、ぜひ持ち帰って地域の学校に伝えたいと思います。」 「現場では、いじめの重大事態に関する共通理解を図ることがまだできていません。学校に帰ってから重大事態について話し合い、ガイドラインを共有する場を設けたいと思います。いじめの認知件数が増えることは悪いことではなく、認知して解消することが大切であること、教員ひとりだけで抱え込むと問題の深刻化が進むことを周知し、ささいな兆候でも組織的に対応できるような学校づくりをしていきたいです。」 27日は自殺予防と不登校予防・対応の講義が行われます。

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